おくすりについて

処方せんについて

処方せんの有効期限は発行日を含めて4日となっています。 都合によりご本人が行けない場合には、代理の方が処方せんを持参されることも可能です。 有効期限が切れた処方せんではお薬の調剤は出来ませんので、再度病院に受診していただくことになります。

おくすり手帳について

処方されたお薬の名前や飲む量、回数、飲み方などを記録しお薬をより安全に、そしてより効果的に使っていただくために「おくすり手帳」を配布しています。 「おくすり手帳」は複数の病院にかかっている場合でも、一冊に続けて記録することが大切です。

◎なぜ一冊に記録することが大切なの?

●複数の医療機関にかかっている場合や複数の薬を処方されている場合などに、おくすり手帳を確認することで他の医療機関から出ているお薬と悪い飲み合わせ(相互作用)がないか、重なって処方されているお薬がないかないかなど薬剤師がチェックできるようにするため、どこの薬局に処方せんを出す時も出していただくことが大切となります。

●商品名は違っても、同じ成分を含有する薬も少なくありません。おくすり手帳を確認することで、別名同成分の薬も含めて作用の重なったお薬を投与されること(重複投与)を防ぐことができます。

●意識や記憶がはっきりしない時などにも、おくすり手帳を持参していれば、その内容からアレルギー歴のある薬品や副作用が出たことがある薬が投与されるリスクを避けることができます。

●過去から現在までに処方・調剤された薬がまとめて確認できるので、おくすり手帳の内容から、過去から現在までに処方された薬から病状のおおまかな推測ができます。

東日本大震災の時に救護所でお薬手帳をお持ちの方は、何を飲んでいるかわかるので大変役に立ちました。 また、救急車を呼んだ際も救急隊員の方がお薬手帳を見て普段飲んでいるお薬がわかるだけでなく、患者様の病状を把握するためにも役立っています。

「かかりつけ薬局」について

薬局では、複数の医療機関の処方せんについて、患者様それぞれの「薬歴管理簿」が作られます。 お薬に対するアレルギーの有無などの体質や今まで服用されたお薬の記録をもとに、処方せんのお薬の量や他のお薬との飲み合わせ、 お薬に作用する飲食物の摂取がないかなどをチェックし、正しい服用方法や注意点などを伝えてくれますので、より安全に服用できるようになります。 『かかりつけ薬局』を決めておけば、患者様の生活環境や背景も含めたご提案をすることもでき、より良い医療サービスが受けやすくなります。 気軽にお問い合わせください。

調剤薬局について

調剤薬局は、各自治体より保険の指定を受けた上で医師の処方せんに基づき、薬剤師がお薬を調合し、患者様にお薬をお渡しします。 安心して服用できるようにお薬について飲み方や使い方を説明したり、ご相談に応じたりすることを仕事としています。

インスリンなどの自己注射を行ってる方の針の破棄について

インスリン注射など自己注射をされている方は、
自己注射を行った際に使用した針、あるいは自己血糖測定を行った際
に使用した針は医療廃棄物となります。

家庭ごみなどに破棄することは感染予防のために
禁じられています。

当薬局ではこのような医療廃棄物の回収を行っておりますので
ペットボトルなどに入れて薬局にお持ちください。

注射や測定チップなどは家庭ごみとして廃棄してかまいません。

当薬局にかかりつけておられない方の廃棄物も受け付けておりますので
家庭ごみとして排出されることのないよう気を付けてください。